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[1998年9月22日:更新]
[1998年9月7日:公表]

ステンレス両手鍋のプラスチック製取っ手が使用中に破裂

苦情処理テストから No.6


実施の理由

 (株)丸山技研製の口径20cmのステンレス製両手鍋「玄人鍋」を使用中に「取っ手が破裂し、飛んできた破片で火傷した」との苦情があった。また、国民生活センターの危害情報システムにも1件の同様な危害情報が寄せられていた。テストしたところ安全性に問題があると考えられた。そこで、被害の拡大防止のため公表する。



結果・現状

 苦情品の同型品に加え苦情品と大きさや構造が似ており同じ材質の取っ手を持つ参考品3銘柄を含む4検体について再現テスト等を実施した。その結果、同型品では苦情内容と同様に強火力バーナーを「中火」状態で使用した時に、取っ手の破損や使用条件によっては破裂が起きることがあった。なお、参考品では破裂は起きなかった。

 今回の事故は、当該苦情品自体の構造及び製造過程に問題があったことが主な原因と考えられる。



問題点

 取扱説明書で注意している取っ手に炎が当たるなどの極端な使用例ではない「中火」の状況で事故が起きている。

 当該苦情品自体に問題があったと考えられ、同型品でも使用条件によっては同様な事故が起きる可能性がある。



今後の予定

 製造者に製品の改良を要望したところ、

  1. (1) 今後は取っ手の材質・構造を改良する
  2. (2) 既使用者には苦情等の受付窓口を設置し個々に対応をとる

こととなった。



その他

 同社で製造する他の両手鍋でも取っ手の強度不足のため取っ手が取れるという苦情が発生している。同社によるとその鍋と同じ取っ手が使われているのは当該品を含めて4種類あり、苦情があれば、無償交換、無償修理するとのことであった。併せて情報提供する。




本件連絡先 商品テスト部
電話 0427-58-3165

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