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[1998年3月5日:公表]

便利さのかげに思わぬ危険!自動ドアで重傷事故

消費者被害注意情報(危害情報システムから) No.19

実施の理由

 国民生活センター危害情報システムには、自動ドアに挟まれたり、自動ドアのガラスが割れてけがをしたなど深刻な事故情報が寄せられている。建物に設置してある自動ドアは、現在全国で約 160万台ともいわれており、日本は諸外国に比べて特に普及率が高い。そこで、事故の未然防止のために、消費者に呼びかける。

結果・現状

 1993年4月〜97年11月に国民生活センターに寄せられた自動ドアによる事故情報は76件で、今年度はこれまで12件の事故情報が寄せられている。けがをした人は、10歳未満の子どもと60歳以上の高齢者で過半数を占めている。自動ドアによる事故は、「自動ドアに挟まれた事故(44件)」「自動ドアが開かなかったり、閉まっているドアにぶつかった事故(26件)」「自動ドアの床面側の溝等で転倒した事故(3件)」に大別できる。

問題点

  1. 安全基準がない
  2. 関連業者が多岐にわたり「安全に作る責任」が誰にあるのか不明確になりがちである。
  3. 自動ドアの開閉速度やセンサの検出範囲が不十分である。
  4. 枠付きの自動ドアのほとんどは鋭い割れ方をするフロート板ガラスで、自動ドアにぶつかってガラスが割れるとひどいけがになりやすい。

今後の予定

 自動ドアは、機械部分(自動ドアメーカー)、ドア・サッシ部分(ガラスメーカー、サッシメーカー)等を建物施工時に据え付けられて一つの機能体となっている。それら業界を所管する建設省、通産省に情報提供を行う。


本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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