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[1997年12月5日:公表]

「キャンドルタイプの耳ケア用品」で事故多発(概要)

公表の理由

 キャンドルタイプの耳ケア用品の使用後に「耳に異常なかゆみが生じ耳の中から異物が出た」「耳の中にろうが入り中耳炎を起こした」等の苦情があり、テストしたところ安全性に問題があると考えられた。また、国民生活センターの危害情報システムにも47件の同様な危害情報が寄せられている。被害の拡大防止のため公表する。



結果・現状

 苦情品及び同種品を含む6検体について人間の耳内部を模した医学実習用頭部模型を用いた再現テスト等を実施した。その結果、キャンドル燃焼後に外耳道や鼓膜に原料のろうのかすが付着していたり、一部の検体では液状のろうの滴下が確認された。また、燃え残りのキャンドル内には耳垢に似たカラメル状のろう成分の塊があった。



問題点

 今回テストしたような耳ケア商品は、通常に使用しても、燃焼に伴いろう成分が煙と同時に耳内部に入ったり、直接ろう成分が耳内部に流れ込み鼓膜などに付着する可能性があり、現状では問題の多い商品と考えられる。また、取扱説明書やその内容が不十分なため消費者は安全に使いにくい。



今後の予定

 消費者へ現状の商品状況では使用を控えた方がよい旨を情報提供する。

 関係行政機関へ、消費者や関係業者等の関係者に対し消費者被害の未然防止、拡大防止の観点から適切な対応・指導を要望する。

 関係業者へ安全の観点から早急な対応を要望する。



その他

 「人によっては同商品のろうにより外耳道炎や鼓膜炎になる。融けたろうで鼓膜のやけどや穿孔で難聴になった例もある」との専門医の見解あり。




本件連絡先 商品テスト部
電話 0427-58-3165


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