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[1997年8月18日:公表]

急増続ける「国際電話を使った電話情報サービス」のトラブル

消費者被害速報 No.13

国民生活センターは昨年11月11日、消費者被害速報No.6「国内にかけたつもりが国際電話だった!」を公表し、消費者に注意を喚起した。しかし、その後も、トラブル件数は減少するどころか増加する一方である。そこで、再び同趣旨の情報を提供し、消費者に被害の未然防止を呼びかけることとした。
 なお、ここでは、前回の公表以降の傾向を中心にまとめたので、「国際電話を使った電話情報サービスの仕組み」「消費者へのアドバイス」は、前回公表資料(消費者被害速報No.6)を参考にしていただきたい。

苦情件数の推移(受付月別累積件数)

受付月 96年
9月
10月 11月 12月 97年
1月
2月 3月 4月 5月 6月 7月
累積件数(件) 329 478 640 788 929 1072 1168 1289 1414 1523 1553

累積苦情件数 1,553 件(97年8月8日現在)

発生地域

苦情は全国に発生している。

請求金額(金額が記載されている件数 1,292件)

〔合計請求金額〕
約 2,255万円
〔平均請求金額〕
約 17,000円

苦情の概要

 「かけた覚えのない国際電話料金を請求された」「雑誌に載っていた広告を見てその番号に電話をした。後日、国際電話料金を請求され、はじめて国際電話であったことがわかった。支払わなければならないか」といった苦情が寄せられている。
 消費者が国際電話会社に問い合わせると「海外電話情報サービスを利用したため」と回答されるという。
 現在、海外アダルト情報サービスを提供している国及び地域は、ニウエ、ガイアナ、モルドヴァ、イスラエル、ロシアの5か所が確認されている。

その後の動き

 苦情の対象となる情報はアダルト情報がほとんどであるが、最近では「自宅アルバイト募集」の広告を見て、記載されていた電話番号にかけたところ国際電話であったという、いわゆる内職情報を提供する新たなケースも見られる。

相談事例

 「自宅アルバイト募集、勤務地フリー、今話題沸騰のリサイクルビジネス、月収2〜15万円可能」という新聞折り込み広告を見て、広告にあった電話番号に電話をした。業務の説明がテープで流れ、その際にいくつかの質問にも答えた。およそ10分ぐらい経ったころ、突然アダルト情報が流れはじめたので電話を切った。不審に思い調べたら、この番号は国際電話だった。国際電話会社はその通話料を請求すると言う。(40代 女性)

各国際電話会社の対応

 利用案内や請求書などに、「雑誌・広告などに掲載されている電話番号が<001><0041><0061>で始まるものは国際電話であり、利用した場合には国際電話料金がかかる」旨を表示し消費者に注意を喚起しているところもある。また、広告主・広告代理店・出版社に対し、文書あるいは口頭で広告の適正化を要望している会社もある。


※この情報は、PIO−NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に入力された情報のうち、非常に新手の商法・販売手口である事例や、最近相談件数が急増している事例について速報性を最優先に情報提供するものである。


本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。