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[1996年4月4日:公表]

第26回「国民生活動向調査」結果について<抜粋>

調査設計

  1. 1.母集団 政令指定都市(神戸市を除く)、東京23区に居住する世帯人員2人以上の普通世帯の20歳以上69歳以下の主婦
  2. 2.標本数 3,000
  3. 3.抽出方法 層化二段無作為抽出法
  4. 4.調査方法 郵送法
  5. 5.調査時期 平成7年9月8日〜10月1日

調査結果のポイント

商品・サービスに対する不満・被害について

  1. 1.この1年間に購入した「商品」や利用した「サービス」で、不満や被害があった人は、全体の43.4%で、前回より若干増加。「商品」は32.0%、「サービス」は27.3%で、「商品」の方が多い。「商品」は (1)食料品、(2)衣料品・身の回り品、(3)電気製品、「サービス」は(1)クリーニング、(2)外食、(3)理・美容の順である。
  2. 2.不満や被害があった人のうち苦情を申し出た人は48.1%、申し出先は「販売店やセールスマン」が最も多く、次が「メーカーに直接」であり、どちらも前回より若干増えた。苦情を申し出た動機は「欠陥を知らせる必要があるから」が最も多いのは前回と同じであるが、割合は増加した。
  3. 3.苦情が「納得のいくように処理された」は57.3%で、91年以降の調査では今回が最も高かった。苦情を申し出なかった理由は「めんどうだから」が35.6%で最も高かった。

国民生活センター、消費生活センターの周知・利用状況(第4回目)

 「国民生活センター」の周知度は29.4%、「消費生活センター」は77.8%であり、どちらも若干増加。消費生活センターの周知度は過去最高。

クーリング・オフの周知状況(第2回目)

 「クーリング・オフ」という言葉を聞いたことがあるのは74.7%で、前回より若干減少した。しかし、どういう場合にクーリング・オフで解約できるかを「よく知っている」は全体の 8.1%、「少しは知っている」をあわせると「内容を知っている人」は同64.8%で前回より若干増加した。

製造物責任(PL)法の周知状況(第2回目)

 製造物責任(PL)法について、「法律の内容をよく知っている」は 2.0%、「法律の内容をある程度知っている」は18.6%、「マスコミなどで見聞きしたことはあるが、法律の内容はよく知らない」は61.9%、「見聞きしたことはない」は15.7%であった。「法律の内容をよく知っている」「法律の内容をある程度知っている」をあわせた「内容を知っている人」は20.6%で、前回の 8.0%から大幅に増加した。

(特定テーマ)表示に関する消費者意識−安全・警告に関する表示を中心に−

  1. 1.商品を買うとき、表示をよく見るほうだと思っている人は約3割である。
  2. 2.表示を見る動機は「使用期限が気になるとき」が最も多く、以下「初めての商品を買うとき」、「成分や素材が気になるとき」の順に多い。
  3. 3.
    1. (1) 「冷凍食品」「野菜・果物」「魚類」などの食品は、「つくられた年月日」や「おいしく食べられる期限」など、商品の期限に関する表示を重要と考える人が多い。
    2. (2) 現在、表示制度の見直しで製造年月日表示が期限表示へと変わりつつあるが、「冷凍食品」の製造年月日を重要と考えている人が81%いる。同時に、期限表示を重要と思っている人も73%いる。
    3. (3) 「洋服」は取り扱い表示、「スプレー缶製品」は禁止事項、「おもちゃ」は着色剤等表示、「電気掃除機」は吸い込み強さの表示を、各々重要と考える人が多かった。
    4. (4) 質・性能表示が重要と思われている商品は「洋服」、「電気掃除機」、安全性に関する表示、原産国に関する表示が重要と思われている商品は「食品」であった。
    5. (5) 長期間使用する商品ほどメーカーの電話番号表示が重要と考えられている。
  4. 4.
    1. (1)「自動車」「ビデオデッキ」「電子レンジ」は8割以上の人が(外箱や)説明書を必ずとっておくが、「化粧品」の外箱や説明書を必ずとっておく人は1割未満にすぎない。
    2. (2)「ビデオデッキ」を使う人の8割以上は、気になることがあったり使い方がわからないとき(外箱や)説明書に書かれている表示を必ず読む。「電子レンジ」「自動車」も、あとで表示が読まれる割合が高い。
    3. (3)「化粧品」では、これが8 %しかいない。「電子蚊とり器」「ヘアドライヤー」も、あとで表示が読まれる割合が低い。
    4. (4) 表示があとで読まれる割合が高い商品は、操作を確認するためにあとで説明書などを読むと思われる商品である。そうでない商品は、外箱や説明書に書かれている表示があとで読まれることは期待できないから、重要表示は商品の本体や容器に表示したほうがよい。
  5. 5.損害賠償制度のある商品マークのうち、SGマーク、STマークは約7割の人が知っていたが、意味まで知っていた人はどちらも約3割であった。SFマーク、BLマーク、HAPIマークはほとんどの人が知らない。
  6. 6.
    1. (1) 警告表示のうち、「混ぜるな危険」マークは9割以上の人が知っていた。「換気必要」マークを知っていた人は約6割、「必ず換気」マークを知っていた人は4割に満たなかった。
    2. (2) 知っている人のうち「わかりやすい」という人が最も多かったのは、「換気必要」マークである。
    3. (3) 知っていた人が最も少ない「必ず換気」マークは、「わかりにくい」という人が最も多かった。
  7. 7.
    1. (1)「してはいけない使い方(禁止事項)は大きな文字で書いてほしい」「どういう危険があるか(例えば、中毒、やけど、発火)を具体的に書いてほしい」「困ったときに相談できるようにメーカーの相談窓口の電話番号を書いてほしい」と思っている人が多い。
    2. (2) 事故防止のためにできるだけたくさん書くという表示の仕方については「そこまでする必要はない」という回答が多かった。

  • ※本報告書の有償配布は終了しました。