[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > クリックでパソコン画面上へ自動的に請求書が作成される手口

[2005年7月5日:公表]

クリックでパソコン画面上へ自動的に請求書が作成される手口

平成17年7月5日
国民生活センター


 パソコンでアダルトサイトの画像や動画をクリックすると、ダウンロードの案内が始まり、そのまま進むと、いきなり画面上にIPアドレスなどや「登録された」との表示が出て、情報料の請求画面が現れるほか、パソコンのデスクトップ(画面)上に、請求書のテキストファイルのアイコンが作成されていたという事例が数件寄せられました。

 業者はますます巧妙な手口を考え出し、料金を払わせようと狙っています。最初に「有料」なのか「無料」なのか、利用規約はあるのか、などを必ず確認しましょう。くれぐれもクリックは慎重に。


事例

 メールで届いたURLにアクセスして、画像をクリックしたら、料金が表示されたので、驚いて画面を閉じてパソコンの電源も切った。翌日パソコンを起動させたら、デスクトップにテキストファイルのアイコン(注)が作成されており、開いてみると、昨日見たサイトの請求書だった。代金を支払わねばならないか。

(30歳代 男性 無職)

  • (注)テキストファイルのアイコン( テキストファイルアイコンの図 など)
    ・・・テキストファイルとは、一般にファイル名の後に、txtという拡張子がついている。ワープロソフトに関わりなく、汎用性のある文書データを保存する形式。アイコンは、画面上に現れるソフトやファイルを絵で表示したもの。


代表的な手口

アダルト動画サイトの画面イメージ

下向き矢印画像や動画をクリック

このファイルを実行または保存しますか?

下向き矢印ここでは「実行」をクリック

発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?

下向き矢印「実行する」をクリック

ご入会ありがとうございます。お客さまの情報をIP=***.***.**.***アクセスポイント=***************で登録しました。本日より4日以内にご入金くださいますようお願いいたします。

下向き矢印「OK」をクリック

【インターネット画面】
入会完了画面イメージ
上記は、代金などが記載されたインターネット画面がたちあがる(印刷したもの)

【デスクトップ画面】
デスクトップには請求書のテキストファイルが作成されている
デスクトップに作成された請求書のテキストファイルを開いた画像
デスクトップには請求書のテキストファイルが作成されている



アドバイス

デスクトップ画面上に請求書が出たからといって、驚いて支払ってしまわないこと

 デスクトップ画面上に請求書のアイコンが現れても、安易に支払わないという対処法は、これまでと変わりません。“登録になりました”や“入会ありがとうございます”と表示されても、そもそも契約が有効に成立しているとは限りません。

 対応方法がわからないときは、最寄りの消費生活センターにご相談ください。

IPアドレスなどから個人情報は伝わることはないので、過度に不安にならないこと

 インターネットではホームページにアクセスした場合、IPアドレスなどが相手のサイトへ伝わることが一般的です。ただし、これらの情報が表示(あるいは把握)されたとしても、それだけでアクセスした人を特定されたり、重大な個人情報が伝わることはないので、過度に不安になる必要はありません。あわてて業者へ連絡を取ることは、新たな個人情報を知らせることになるので避けて下さい。

 また、このような相談の中には、自分のメールアドレスが表示される場合もあり、今後メールによる請求が考えられますが、表示されたことによって業者が現時点で把握できていない情報までも伝わったわけではありません。(ただし、スパイウェアなどの個人情報を盗み取るプログラムもあります。くわしくは下記(個人情報が盗み取られる場合もあるので、サイトへのアクセス、ダウンロードは慎重に )を参照)

個人情報が盗み取られる場合もあるので、サイトへのアクセス、ダウンロードは慎重に

 送信者名、内容に心当たりがないメールに書かれたホームページアドレスにはアクセスしない、何かをダウンロードしないことが大切です。

 特に、ダウンロードをすることで、ウイルスに感染するなどのおそれもあります。ダウンロードしたファイルの中に個人情報を盗み取るプログラム(スパイウェアと言われるもの)が含まれていることもあります。万が一アクセス後にパソコンの調子が通常と異なりおかしくなった場合や、スパイウェアなどがインストールされたのではないか不安に思う場合には、ウイルスやスパイウェア対策のソフトで調べたり、下記の相談窓口(*)などにお問い合せください。

できるだけ記録を残す

 できるだけサイト名やURL、画面、利用規約などをデータで保存(印刷)しておきましょう。トラブルに巻き込まれたときの重要な資料になります。



*ウイルスやスパイウェアなどに関する相談窓口
コンピュータウイルス110番
独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)
電話 03-5978-7509(平日10時〜12時、13時30分〜17時)
FAX 03-5978-7518
E-mail:virus@ipa.go.jp

発表情報トップページへ

ページトップへ