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[2005年8月12日:公表]

ご用心! アスベストを口実にした新手の訪販リフォーム

平成17年8月12日
国民生活センター


 アスベストによる健康被害が連日報道され、社会問題化していますが、PIO−NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)にも「お宅の壁にアスベストが含まれているので、至急リフォームが必要だと訪ねてきた業者に言われた」、「アスベストを練り込んだ屋根材は古くなると粉が出てくるので健康被害が起こると訪問販売業者から説明され、不安になった」などの情報が寄せられ始めています。

(事例1)
 築30年以上の住宅に業者が訪ねてきて、塗り壁にアスベストが含まれているので至急リフォームが必要だと言われた。強引に契約を急ぐので断ったが、壁にアスベストが使われているか検査してくれる機関はないか。(相談者:60歳代 女性 家事従事者)
(事例2)
 「アスベストを練りこんだ屋根材は古くなると粉が出てくるので健康被害が起こる」とインターホン越しに業者が説明した。いつもは訪販業者は無視しているが、今回はマスコミ報道が盛んにされているので不安になった。(相談者:40歳代 女性 家事従事者)
 一般的に建物には、
・壁や天井などに耐火被覆材として直接吹き付ける吹き付けアスベスト
・屋根材、壁材、天井材等としてアスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード等
が使用されている可能性がありますが、吹き付けアスベストは、戸建住宅には通常使用されていません。

 アスベストは、その繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であるといわれています(昭和63年環境庁及び厚生省通知(PDF形式))。つまり、露出して吹き付けアスベストが使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散するおそれがありますが、板状に固めたスレートボードや天井裏・壁の内部にある吹き付けアスベストからは、通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられます。

アスベストを口実に業者が訪ねてきたら、
  • 業者の説明をうのみにしないで、契約はしないこと。
  • 不審を感じたら、消費生活センターに相談すること。

 ただし、古くなって壁等がひび割れた場合や改修、解体時には建材に含まれるアスベストが飛散するおそれがあるので、飛散防止措置をとることが必要です。その際は、各都道府県や政令指定都市に設置されたリフォーム相談窓口(PDF形式)や財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター等に相談すること。

住宅リフォーム・建材等に関する窓口

アスベストについてのQ&A


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