大掃除中の事故に気をつけて!
[第125号]2011年12月2日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
エアコンの掃除をしようと椅子にのぼった際に、バランスを崩して床に落ち、右ひざを強打した。(60歳代 男性)
事例2
大掃除中、2階から1階へ網戸を運んでいるとき、階段から転落し骨折してしまった。(70歳代 男性)
事例3
キッチンカウンターの上に立って掃除中、バランスを崩して転落し、シンクのふちに右わき腹を強くぶつけた。(60歳代 女性)
ひとこと助言
- 東京消防庁によると、掃除中の救急搬送事故は、大掃除の時季となる12月に他の月の2.5倍以上起きており、そのうち転倒・転落・墜落事故が約7割を占めています。(2006年1月〜2010年9月)。
- 救急搬送された人の約5割が65歳以上の高齢者で、年々割合が増えています。一人暮らしや高齢者のみの世帯増加に伴い「年齢的にきつい掃除でも自分でやらなければならない」という人が増えているためと考えられます。
- 高所で掃除する場合は、安定した足場を選んで椅子や脚立などを置き、片方の手で固定された家具等にしっかりつかまるなど、バランスを崩さぬよう十分に注意し、昇降の際も足を踏み外さないように気をつけましょう。
- 年齢や個々の体力などを考慮して、無理な作業は控えることも大切です。
本情報は、東京消防庁の情報をもとに編集・発行しています。
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