現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 見守り情報 > 子どもサポート情報 一覧 > 危険! 浴槽用浮き輪で乳幼児がおぼれる
[2008年11月10日:公表]
危険! 浴槽用浮き輪で乳幼児がおぼれる
2008年11月10日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は子どもサポート情報お申し込みからできます。
内容
事例
息子を浴槽用浮き輪に入れたまま、先に風呂から出た娘に服を着せていた。3分後に浴槽を見ると浮き輪が転覆し、息子が足は浮き輪にはまったまま、頭が 水の中に浸かっていた。すぐに抱き上げて声をかけたが息をしていなかった。救急車で病院に行った。肺炎がひどいといわれたが食事を取れる程度に回復した。
(当事者:男児 1歳4ヵ月)
ひとことアドバイス
- 浴槽用浮き輪は、浮き輪の真ん中にパンツ型シートが付いており、そこに足を通して座った状態で浮くことができるもので、おぼれる事故が相次ぎました。事故は浴室が寒くなる冬に増えています。
- 乳幼児は頭部が重く重心が高いため、静かに浮いている状態では安定していても、浴槽の中で子どもが動いた拍子に浮き輪が傾くと、転覆するおそれがあります。いったん転覆するとお尻と足が固定されているため、上半身が水の中に浸かったまま抜け出せなくなります。
- 安全を考慮すると、浴槽用浮き輪の使用は避けるべきです。
- 万一事故にあった場合は、事故品を保管のうえ、お住まいの自治体の消費生活センターなどに連絡をしましょう。
本情報は、国民生活センターの情報をもとに編集・発行しています。
詳細は「絶対に目を離さないで!!浴槽用浮き輪で乳幼児の溺死も!」
※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。 PDF形式の閲覧方法について