タブレット端末
受付番号:2020088
目的
タブレット端末内部の充電池が膨張し本体に隙間が生じた。商品に問題がないか調べてほしい。
テスト結果の概要
苦情品はバッテリーが膨張していたものの動作しており、バッテリーの機能は失われていなかった。なお、バッテリーが膨張したのは、充放電の繰り返しによるバッテリーの劣化の可能性が高いと考えられた。苦情品はバッテリーの接続の有無や温度を本体側の制御基板で検知できないなど、一部機能が省略されていたほか、構造上、CPUに負荷のかかる処理をすると、バッテリーを含めた内部の温度が上昇し、バッテリーの劣化を早める一因となる可能性が考えられた。しかし、電池内部に何らかの異常があった可能性も考えられることから、明確な原因の特定には至らなかった。