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[2020年11月:公表]

発電機

受付番号:2020069


目的

発電機の給油タンクからガソリンが漏れ出し、その後エンジンがかからなくなった。エンジンがかからなくなった原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品のエンジンがかからなかったのは、セルスターターを駆動するバッテリーが過放電状態であったことや、スパークプラグがくすぶり気味であったことからチョークレバーの調整具合により吸い込んだ空気に対して燃料が多かった可能性が考えられた。また、保管時に残っていたガソリンが劣化して始動性が悪化していた可能性も考えられたが、当時のガソリンの状態が不明なため、調査不可能であった。なお、ガソリンが漏れた原因は燃料タンクの勘合部の形状により燃料ホースとの密着性に偏りがあったためと考えられた。