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[2019年9月:公表]

錠剤・カプセル状の健康食品の品質等に関する実態調査(報道発表)

目的

錠剤・カプセル状の健康食品は、外見上医薬品と誤認されることが多いものの、医薬品並みの品質管理がなされているものではないとされている。また、成分が一定量に調整されていない商品や、消化管の中で確実に溶けて、吸収されるように作られていないと思われる商品があるとも言われている。過去に品質や安全性等に問題がある商品が流通した事例もあり、今後も発生する可能性があることが指摘されている。そこで、全国の消費者を対象として、錠剤・カプセル状の健康食品の利用実態等に関するアンケート調査を実施するとともに、市販されている商品や、消費者から収集した利用途中の商品について品質等を調べた結果を取りまとめ、利用するにあたっての留意点等を情報提供することとした。

テスト結果の概要

消費者へのアンケート調査の結果、錠剤・カプセル状の健康食品と医薬品等との区別があいまいであると考えられる人が約8%、病気等の治療・緩和のために飲んでいるという人が約20%いた。利用する際は、表示等をよく確認し、病気の治療や症状の改善等の目的で使用することは避けること。また、医薬品を使用している人は、医師や薬剤師等に相談すること。機能性成分の量を調べた結果、機能性表示食品や栄養機能食品では、表示量に対し、ほぼ基準の範囲内で含まれていたが、一日の最大摂取目安量当たりの、機能性成分の表示量は銘柄により様々だった。利用する際は、商品パッケージの表示量を目安に自分が摂取する当該成分の量を認識し、正確な情報を参考にして選択することが必要である。消費者へのアンケート調査では、7割以上が錠剤・カプセル状の健康食品に対し、厳格に製造され、品質が安定しているというイメージを持っていたが、約4割の銘柄で医薬品に定められた規定時間内に崩壊しなかった。必ずしも医薬品と同様の品質が保たれているとは限らないため、医薬品との品質や制度の違いを正しく理解して利用すること。

公表年月日

2019年8月1日