電気ケトル
受付番号:29206
目的
電気ケトルのスイッチを入れたところ発煙した。原因を調べてほしい。
テスト結果の概要
苦情品は本体のヒーターの接続端子が緩い状態で接続されていたため、その部位に抵抗が生じ発熱したと考えられた。また、その熱によってプラスチックの筐体(きょうたい)が溶融して、電源スタンドとの融着を起こし、さらに発煙に至ったものと推測された。苦情品の内部では平型接続子が複数使用されていたが、筐体の溶融原因となったもの以外にも2カ所で接続端子カバーが変色する程度の発熱があったものと考えられた。