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[2018年3月:公表]

自転車

受付番号:29137


目的

自転車で走行中に転倒したため修理に出したところ、フレームのバックホークが曲がっているのが分かった。バックホークが曲がった原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品には打撃や衝撃を受けた痕跡は見られず、フレーム後方がねじれもなく右に曲がっていた。仮に、バックホークとチェーンステーの横方向の強度が不足していて曲がりが生じた場合、通常の使用状態では上下方向や前後方向に力が加わることから、フレーム後方にねじれが生じると考えられるが、苦情品にはそのようなねじれは見られなかった。車輪に変形がほとんどなく、前ホークがわずかに右に曲がっていたことから、前後の車軸付近を支えにして、右側からフレームの中央部分にほぼ真横から何らかの大きな外力が加わったために変形したと考えられたが、外力が加わった経緯については痕跡がなく不明であった。