使い捨てライター
受付番号:29115
目的
引き出しの中に入っていた使い捨てライターが破裂しており、引き出しの一部が焦げていた。使い捨てライターが破裂した原因を調べてほしい。
テスト結果の概要
苦情品は、引き出しの中でおもて面(苦情品を右手に持つ際に正面側になる面)が上向きになった状態で何らかの原因で点火したため、プッシュボタンのおもて面が全部焼損するとともに、シールドが付いていた箇所の本体のプラスチックや、火で熱くなったシールド内のプラスチックの熱変形が進行していき、本体内の液体燃料が漏れ出して引火し、破裂に至ったものと考えられた。しかし、苦情品は破裂して原形を保っていないことに加え、苦情同型品が入手できず再現テスト等も行えなかったため、苦情品がどのような原因で点火したのかは不明であった。