EMS器具
受付番号:28170
目的
EMS器具を使用したところ、腹部に水膨れができた。使用中の温度を調べてほしい。
テスト結果の概要
苦情品の動作時の温度変化を調査した結果、温度上昇はほとんどみられなかった。これは、苦情品を使用している時間に対して電圧が印加される時間が非常に短いため、大きな温度上昇にまで至らないものと考えられた。しかし、苦情品の制御部外周において、絶縁のためのコーティングが損傷し導電体が一部露出していたことから、この付近に皮膚がゲルパッドを介さずに接触し、局所的に電流が集中して流れ、通常よりも強い電気刺激が加わったことが痛みや傷の原因になった可能性が考えられた。