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[2016年9月:公表]

シャープペンシル

受付番号:28040


目的

シャープペンシルを使用していたところ、ペン先が曲がったり、先金の中に入ってしまい、使用できなくなった。原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品2本のうち、ペン先が曲がっていた1本は、シャープペンシルの軸に対し垂直方向に約90N(約8kgf)の力が加えられたことで、曲がりが発生したものと考えられた。モニターテストにて筆記時にパイプ先端に加わる力が最大で約4N(約0.4kgf)であったこと、パイプ先端に斜めに荷重を加えてもスライダーの曲がりは生じないことから、パイプ先端は通常の筆記に対する強度を有しており、曲がったのは衝撃荷重が加わったことなどが原因と考えられた。なお、ペン先が先金の中に入ってしまう1本は、筆記は可能で、異常は確認できなかった。