独立行政法人国民生活センター

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[2016年3月:公表]

自転車

受付番号:27123


目的

自転車で走行中に前ホークが曲がり転倒し、顔面を強打し骨折した。前ホークが曲がった原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

スポーク2本がくの字に折れ、そのうちの1本が首部で破断しており、ランプ体の内側には擦過傷が見られ、ねじの頭とスポークの変形位置が一致したことから、スポークがランプ体のねじの頭に引っ掛かったことで前輪ロックが発生し、前ホークが曲がったと考えられた。破断したスポークは、この時に強く引っ張られたことで破断したものと考えられる。また、ランプ体取り付けねじが緩んでおり、ランプ体に大きながたつきがあったことから、ランプ体が走行中、スポークに接触しやすい状態であったと考えられた。