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[2014年7月:公表]

自動車

受付番号:25208


目的

高速道路を走行中にハンドルを右に取られ制御不能になり、中央分離帯に衝突し、負傷した。メーカーに調査を依頼したところ、事故発生前にサスペンションの構成部品が破損したことが、今回の事故原因との回答であった。しかし、この部品が破損した原因が分からないので調べてほしい。

テスト結果の概要

右前輪の主な部品に中央分離帯に接触する以前からロアアームの変形及び、ショックアブソーバーフォークの破損が起きていたことを示す痕跡が確認された。また、破断面の観察結果から、ショックアブソーバーフォークが破損した原因は、右前輪に加わった衝撃的な荷重によるものと考えられたが、衝撃的な荷重が何によるものかは不明であった。