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[2007年9月3日:掲載]

インターネット上でギャンブル

 インターネット上でギャンブルができるサイトを見つけた。参加するためにはクレジットカードの番号を入力してチップを購入する。そして、そのチップを使ってゲームをし、ゲームに勝てば入金(指定口座へ振込、あるいは小切手で郵送)されるシステムになっていた。

 インターネットということもあり、軽い気持ちでクレジットカード番号を入力した。自分では5万円程度の負けだと思っていたが、予想以上に高い請求(約20万円)がきた。納得できないし、もう解約したい。どうすればよいか。

(30歳代 男性 会社員)


アドバイス

 このようなギャンブルに参加することは刑法に違反する可能性が高いと考えられます。また、賭けに勝っても配当が支払われない可能性があり、さらにクレジットカードの情報が悪用される危険性(解約しても請求が止まない等)もあります。

 この相談では、事業者のホームページでキャンセルフォームを見つけ、そのフォームから解約の手続きを行いました。



コメント&解説

 近年、インターネットの急速な普及に伴って様々な問題も起こっています。その一つがインターネットを通じてギャンブルができると謳っているサイトです。軽い気持ちで参加する消費者がいますが、刑法185条(注1)に違反する可能性があります。このようなサイトは海外のサーバーを利用していることもありますが、たとえ海外のサーバーであっても日本国内で賭博に参加すれば違法になると考えられます。

 なお、キャンセルしたにもかかわらず請求が止まない場合、チャージバック制度(注2)を利用することも検討する必要があります。

 最近では、このようなギャンブルのサイトだけでなく、インターネット上で無限連鎖講(いわゆるねずみ講)の会員を募っているサイトやメールもあるので注意が必要です(注3)。

 インターネットは場所・時間等に拘束されないので非常に便利ですが、それと同時に消費者自身の自己責任も求められていることを忘れないで下さい。

(注1)刑法185条・・・賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。

(注2)チャージバック制度とは、クレジットカード会社の求めに応じて、国際クレジットカード会社が問題のあった取引について調査し、問題があればカード代金の返還を加盟店である業者に求める国際クレジットカード独自の制度のことです。VISA、マスターなどはチャージバックできる理由などを定めています。

(出典:「選ぶ、使う『国際クレジットカード』」 平成11年3月 国民生活センター)
(注3)無限連鎖講は「無限連鎖講の防止に関する法律」によって、開設、運営、勧誘の一切が禁止されています。




※当相談事例は2001年12月に掲載し、一部加筆・訂正を行い、再掲しました。



ここに掲載する相談事例は、当時の法令や社会状況に基づき、一つの参考例として掲載するものです。
同じような商品・サービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や問題発生の時期などが異なれば、解決内容も違ってきます。

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