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[2006年9月22日:掲載]

海水パンツの内側メッシュに幼児の局部の先端がはさまり出血

 プールで泳いでいた男児(5歳)が海水パンツの内側メッシュに陰茎の先端が挟まって出血した。はさみでメッシュを切ったが全部取れず、救急車で病院へ行って取ってもらった。販売店とメーカーに申し出たが、前にも同様の苦情があったため、回収して今は販売していない、代替品を提供すると言われたのみ。治療費なども補償してほしい。

(30歳 女性 家事従事者)


アドバイス

 このケースではメーカーは事故の報告を受けて、次期の製品より内側メッシュの網目を小さくすることを検討すると回答し、相談者には治療費等8万円が支払われました。

 海水パンツを買う時はメッシュが無い素材のものを選ぶか、メッシュがある場合でも、できるだけ網目の小さいものを選びましょう。

 海水パンツの2〜3mm程度の網目でも外気温と水温との差、海水の影響などいくつかの条件が重なると、このような事故が起こると考えられます。事故が起こってしまったら、むりやりはずそうとせず、挟まった箇所を残して周囲を切り取るなどして医師の診察を受けましょう。



コメント&解説

 同様の事故が数件発生しており「大気中より温度の低い海水中で遊泳したことにより陰茎の先端部が収縮してインナーパンツの網目に入り、遊泳後に体温の上昇とともに膨張して網目に挟まったもの」と推定されます。類似事故が起こったメーカーの中には社告を出して対応している会社もあります。

また、同種事故の発生を受けて、群馬県消費生活センターは消費者へ注意を呼びかけるとともに、事業者へ再発防止対策を講じるよう要望しています




ここに掲載する相談事例は、当時の法令や社会状況に基づき、一つの参考例として掲載するものです。
同じような商品・サービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や問題発生の時期などが異なれば、解決内容も違ってきます。

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